おそらく、自分が中学生くらいだった時。付き合ってる人がいた。バスケ部のエースで、背の高い人だった。その人と付き合ってるときに一番最初にもらったのが、B’zの曲が入ったカセットテープだった。彼の好きなものを自分も好きになろうと思って、結構頻繁に聴いてた。

 今日はバイトでした。

 バイト中、ラジオが流れててB’z特集がなされてた。

 彼と別れてから、B’zなんて聴かなかったからものすごぉぉく
懐かしい。彼の部屋でも聴いたし、一緒に1つのイヤホンで聴きながら下校とかもした。

 思い出が蘇る。だけど、蘇る思い出はすべて良い思い出ばかり。初めて付き合ったのが、彼で本当に良かった。

 最初に付き合う人って、その後の自分の恋愛にも関わるんではないか、と思ってしまう。

 まぁ、そんな風に感傷に耽ってたワケですが。

 トントン、と窓ガラスを叩く音。

 ん?と思ってそっちの方向を見ると、そこにはFさん。
あら、お久しぶりです。。いや、マジで久しぶりなんですけど。
ジムも行ってないし、行ってもFさんがいない時間帯ばかりだし。

ちょっと照れくさそうに、お店に入ってくるFさん。「久しぶり」とはにかむFさんの笑顔はやっぱり素敵だ。。。

 そういえば、こんな事、前もあった。去年の夏ごろ、翔ちゃんもバイト先にやってきた。ん?その時の状況も、今とちょっと似てる。。。

 お店も、一段落して時間があったので少々話し込む。Fさんは、わざわざ来てくれたのか、バイクで。ちょっと嬉しいかも。

 今日、この後時間ある?と聞かれた。返事に困る。時間はあるんだけど、心の余裕は無い。何をこんなに迷ってるのか、自分でもわからない。おそらくこのままではFさんは、自分のもとを去って行くと思う。

 今、自分は相当弱い。心が、ぐらついてる。

 これは、誰に対しても誠実じゃないと思う。

 自分は、こんな女だけど、筋は通したいって考えてる。
このことを、きちんと相手に伝えられるくらい自分は大人じゃないし、キャパも無い。

 Fさんは、結構へこんでた。
だって、断ること、これで3回目。

「春休み、何かあった?」と聞かれる。痛いとこをついてくる。

 はい、ありましたとも。そして、ここ最近も。

 「ん、ちょっとね」とだけ。

 「でも、Fさんのこと、嫌いになったんじゃないから。誤解しないでね」ということも伝える。

 同時進行で2人と付き合えるほど、器用でもないし(もちろん、それは誠実じゃない。だから、やらない。今までもやったことないし、おそらく今後もやらないと思う)まして、同時進行で2人の男と付き合っておいて、心の中でまた別の男のことを想ってるなんてこと、できるわけがない。

 「俺は、諦めないから。」と言って帰ってくFさん。

 その台詞、一週間ほど前にKにも言われた。Kはさらに
「お前を手に入れるためなら、俺は何でもする。」とも。臭い台詞なんだけど、Kが言うとサマになるから怖い。

 さらに、その台詞。3ヶ月ほど前にセイにも言われた。

 だけど、彼は今どう思っているのかわからない。春に会って以来、セイからの電話は無い。

  バイト中、過去と現在と、未来の男に困惑した。

 今日は、自棄酒。

  
 

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