セーラー服に悶える男はいれど、逆は皆無に近し。

◆女子高生の制服姿に悶える男はいれど、逆は皆無に近し。

　昨日、買い物の帰り高校生に付きまとわれる。制服着てるから、確実に高校生って分かる。高校生に追っかけられるのは、初。というか、怖い。偏見ではないけど、高校生ってなんとなーく怖い。若さゆえ、オイタもしかねない。勝手にオイタをやってる分には構わないんだけど、それに私を巻き込まんでいただきたい。うぅぅ。。。周りは真っ暗闇だし、自宅付近。変に家を突き止められたら洒落にならないってば。というわけで、しばらくウロウロしてたもののついてくる。恐ろしい。うーん。。なんかエスカレートしそうな予感なので、電話してFさんを呼び出す。こういうときは男性の影をちらつかせるのが効果的、かと。セーフ、昨日は早番だったFさん。電話にでてくれた。詳しい話ははしょって（だって聞かれてそうなんだもん）呼び出す。

　電話して10分くらいでバイクで迎えにきてくれた。その間もメールとかで「大丈夫？」とか「コンビニに入って待ってて」など何とかしてはるこを励ましてくれた。弱ってるときに、こういう優しさは嬉しい。その時ばかりはFさんがスーパーマンに見えたりするわけで。

　バイクに乗ればさすがに制服姿の高校生は追いかけようが無いので。助かったぁぁぁ。Fさんと深夜のコーヒーショップへ。経緯を話してる間もFさんはうん、うん、と目を見つめながら話を聞いてくれた。彼は話を聞くのが上手。目が、優しいんだよなぁ。はるこは目が優しい男性に弱いらしい。「はるこちゃんは、放っておけないんだよ。気になって仕様が無い」とも。この言葉の真相はいったい何なのか。

　とにかくそれはさて置き、しばらくの間は気をつけて、と。なんかあったら俺飛んでくからって。そんな優しい言葉は、はるこの心を溶かしてしまいそうだ。でも、恋愛にはまだ至ってないんだけど、この気持ち。それにKの存在とか、まだ忘れられないであろうセイのこととか。まだ恋愛に対して準備万端とはいえないけれどゆっくりと恋愛の準備をしていこうと思う。

　昨日はとんだハプニングに見舞われたけど、そのお陰でFさんとの仲はちょっと進展しそうな予感。