遠距離彼氏のそっくりさんと仲良くなったら、どーすんべ。

◆　似て否なる人。

　
　大学構内にてセイに似てる人を発見。発見しました、タイチョー。前方にいます。

　おそろしく似てる。むしろ本人では？紛れ込んだか、我が大学に。いや、もうすぐ27にもなる男にはさすがに無理か。セイを2〜3才若くした感じの人だったので。（最近セイは営業スマイルのせいで笑い皺が気になってきたらしい・・・・笑　もう歳だな、ありゃ）セイに会えないぶん、マジマジと見てしまいましたわ。（だってしばらく会えないしぃ。）

　したらば、むこうからなんと、声を掛けてきた。

　マジックパワー！？ミラクルだー。アイパワー。

　でも、よくよく聞けば、マジックでもミラクルでも何でもなかったみたい。はるこのゼミの先輩らしい。ゼミのエントリーシートの写真見て、気が付いて声掛けてくれたらしい。（しかも、じーっと見てたし、だってさ）

　んで、しばらくベンチに座りしゃべりこむ。しゃべる、っていうよりも寧ろ「しゃべりこむ」ってくりずーっとしゃべってた。なんか、セイとしゃべってるみたいな気になってしまったわー。癒し系・・決して癒し系な顔じゃないけどさ、はるこにとってはそれでも癒し系。

　先輩、良い人だったなー。コーヒーおごってくれたし。

　しかも、顔だけでなくセイと似てるところがイロイロあった。

　サッカーやってるチーズケーキ好きってところとか。なんか企みがあるのか？ってなくらいそっくりなんだけど。

ケータイの番号、交換してしまったけど、いーかしら？？別に悪さするわけじゃないし、いいよね。自慢じゃないけど、セイははるこのこと信じてくれてるし。それに報いるだけのことはしたいし、するつもりだもの。

　だいたい、似ているものの、そこはやっぱりセイとは違う。
　
　似て否なる、先輩。なめ回すような目で見てたらゴメンなさい。変な想像してます笑

　でも、今電話掛かってきてちょっと嬉しかったのはセイには是絶対言えない。あ、でも悪さはしない。絶対しないっす。